選挙権

みなさん、こんにちは。

日本の選挙権の遍歴を覚えていらっしゃいますか。

そう、日本史の時間に習ったアレです。

一番初めは、1889年超高額（15円）納税者の25歳以上の男子のみ。

1919年に納税額が3円に引き落とされたけど、高額納税者の25歳以上の男子のみ。

そして、1925年に条件なしの25歳以上のすべての男子のみ。

1945年に条件なしの20歳以上のすべての男女。

そして記憶に新しい2016年に年齢が変更され、18歳以上のすべての男女。

これ、覚えましたよね。年齢と年号と納税額と性別を。

今日は、3回目の1925年の条件なしの25歳以上のすべての男子に選挙権が与えられた「普通選挙権の日亅なのです。

当時は、この条件に当てはまる選挙権を与えられた人は、全人口の20％だったらしいけど、投票率は80％だったんだって～。

きっと、世の中は今よりずっとシンプルで選挙は大イベントだったということと、納税額に関わらず選挙権が与えられたということがありがたかったのでしょう。

この背景には、選挙に参加したくてもできなかった人、国民が誰でも投票できるように必死に闘った人たちの苦労と努力が想像できます。

次の選挙には、この話を思い出して投票に行きましょう！